今回は、山崎伊織投手についてチェックしていきましょう。
ケガの影響から、プロ志願はせずに社会人へと思われていましたが、ここにきてプロ志願届を提出し、ドラフトの注目選手になっています。
ケガの状態も気になるとことですが、そんな山崎伊織投手について詳しく見ていきましょう。
山崎伊織投手(東海大)のプロフィール
まずは、山崎投手のプロフィールから見てみましょう。
山崎 伊織(ヤマザキ イオリ)
生年月日:1998年10月10日
身長:181cm
体重:76キロ
出身地:兵庫県明石市出身
所属:明石商業高校 → 東海大学
ポジション:投手 右投げ左打ち
山崎伊織投手(東海大)は、どんな選手?特徴は?
細身の身体から、キレの良いストレートと多彩な変化球を投げることができる投手です。
ワインドアップから、ゆっくりとし始動し、帽子がズレるほどしっかりと腕を振る投球フォームが山崎投手の持ち味です。
ストレートを投げる時、変化球を投げる時も変わりなく大きく腕を振ることができ、打者は大きくタイミングをハズされ、三振が多くなります。
山崎伊織投手(東海大)のストレートは
山崎投手のストレートは、最速153キロを記録しています。
常時145キロのストレート投げるとこができ、ここぞの決め時にはギアチェンジし150キロを超えるストレートは投げることができます。
山崎伊織投手(東海大)の変化球は
先ほども述べましたが、変化球を投げる時のストレートを投げる時も腕も振りが同じ投げ方ができる山崎投手。
そんな中でもスライダーが一級品とも言われています。
130キロ前後のスライダーで大きく変化することでストレートとの組み合わせで、空振りを奪うことができます。特にスライダーは投げミスも少なく、丁寧に低めに変化されています。
他には、カットボール、ツーシーム、チェンアップ、スプリット、シュートを投げ分けられるようです。
山崎伊織投手(東海大)のトミー・ジョン手術、ケガの状況は
山崎投手は、4年生の6月(2020年)にトミー・ジョン手術(靱帯再建術)を受けています。
トミー・ジョン手術後の復帰には約1年ほどかかると言われていますが、今回プロ志願届を提出する運びになったようです。
4年生になってからは新型コロナウィルス感染拡大の影響もありましたが、肘のケガの状態が良くなく、トミー・ジョン手術を受けたこともあり、今まで登板がありません。
現在(2020年10月)の時点でも、ボールを握ることもできない状態でリハビリを行っているようです。
しかしながら、これまでのピッチング内容や実績もありますし、近年トミー・ジョン手術後も活躍する選手も多くいることもあります、また、アメリカではトミー・ジョン手術後に球速が上がった投手もいるようです。
ドラフトでは、上位指名とはいかない可能性もありますが、1年先を見据えての指名する球団もあるのではないでしょうか。
山崎伊織投手(東海大)の経歴は
山崎伊織投手は小学校時代に野球を始めます、
中学校になると硬式野球チームの明石ボーイズに入団し硬式野球を始めます。
その後は、兵庫県の高校野球の名門明石商業へ入学しました、1年生の秋から控え投手としてベンチ入りをすると、2年生の夏の甲子園予選では3試合11回の登板、3回戦では9奪三振で完封勝利を飾っております。
その後は、秋の大会では好投を見せましたが、3年生の春には肘痛を発症し近畿大会ではベンチ入りを外れることになりました。
3年生の最後の夏は、ケガの影響で投手としての登板は無く、打者として1番を打つなどし活躍しました。
明石商業には今年のドラフトに指名される可能性がある二人の選手がいます、詳しい記事もありますので合わせてチェックしてみてください。
山崎伊織投手(東海大)の甲子園は
高校3年生の春にセンバツ甲子園に出場しました。
山崎投手は控え投手として準備していましたが、残念ながら登板の機会はありませんでした。
3年生の最後の夏の予選は決勝戦まで進みましたが、こちらも残念ながら敗退し甲子園への出場はできませんでした。
山崎伊織投手(東海大)の大学時代は
東海大学へ進学した山崎伊織投手は2年生の春のリーグ戦から登板することになります。
先発投68手にケガ人が出たことがきっかけで、山崎投手ににチャンスが回ってきます、春にリーグでは5試合に登板し3勝0敗と大活躍、さらに防除率は0.68と驚異的に数字を残します。
ケガ人が出たことで訪れたチャンスをしっかりとものにしたことで、山崎伊織投手の人生が変わったともいえるのではないでしょうか。しかしながら、もともとの実力があったために、おのずとしてこのような結果になったとも言えりるでしょう。
3年生の春のリーグ戦でも3勝を上げ、チームの優勝に大きく貢献し、MVPをも獲得しました。
この成績が評価され、大学日本代表合宿に招集されます。
代表合宿での紅白戦では、なんと大学日本代表の打者を相手に5者連続三振の快投、この結果から日本代表候補から代表に選出され、監督からは守護神候補として信頼を得ることになります。
日米野球でも3試合にリリーフとして登板し無失点の投球を見せてくれました。
そのままの勢いのまま3年生の秋のリーグ戦でも防御率が0.20とまたもや驚異的な成績を残しています。
山崎伊織投手(東海大)のドラフト・スカウトの評価は
ケガのこともありますが、ここまでのスカウト陣の評価を見てみましょう。
2020年時の評価
オリックス・牧田勝吾編成部副部長
「昨秋にケガをしたので、どれだけ投げられるか確認したいですね。彼も明石商業出身の地元選手です。高校から大学にかけて、真っすぐのスピン量、球質が大きく成長しています。今年のパフォーマンスに期待です」
2019年の評価
中日・正津英志スカウト
「最近では見たことがない、手元でガっと曲がるスライダーのキレは素晴らしいです。かつての伊藤智仁のようなしなやかさ。肩の可動域が広いので、投げられるのだと思います。大学のトップレベル。来年は人気が出るのではないでしょうか」
まとめ
今回は、東海大学の山崎伊織投手について詳しくチェックしてみました。
トミー・ジョン手術の影響がありますので、指名には各球団慎重になると思います、しかしこれまでの実績を考えると非常に魅力的な投手であることは間違えありません。
今後の山崎伊織投手の動向や活躍に期待していきましょう。
また、ドラフト1位候補の12人をまとめた記事や、注目の選手個人にの記事も多くありますので、合わせてチェックしてみてください。
今回は最後までお読みくださりありがとうございます。
今後とも有益な記事を投稿していきますので何卒宜しくおねがいします。
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