『向翔一郎』東京五輪90kg級日本代表 メダル獲得へ

柔道
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90kg級は海外選手の壁が厚く長年にわたり日本が苦しんでいる階級の一つであります。


しかしながら東京オリンピックで金メダルと目指す選手がこの向翔一郎戦です。

2019年の世界選手権で惜しくも銀メダル、しかし金メダルには指が掛かった状態であることは間違えない。
東京オリンピックでの注目の階級の代表、向翔一郎選手について期待も込めてみて行こうと思います。

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向翔一郎(むかい しょういちろう)のプロフィール

生年月日:1996年2月10日

出身:富山県高岡市

身長:178cm

階級:90kg級

得意技:内股

向翔一郎の小学生~大学時代

小学校時代

4歳の時に柔道を始める、父親が指導者をしていたことがきっかけになり、姉の向井奈津美も柔道をやっていた。
新潟県へ移り住んだ小学校1年の時に、白根柔道連盟凰雛塾で柔道を続けることになる。
小学校4年ごろになると、ほとんど負けることはなく試合で勝ち続けていたようです。

中学、高校時代

中学でも勝ち続けることができたが、体重が10kg以上増えたとのことのようです。

しかし高校になると中学まで圧勝していた相手に勝てなくなったことがきっかけになり、練習にも真剣に取り組む姿勢に変わり、その後3年生のインターハイ81kg級で5位の成績を収めることになる。

インターハイでの好成績を収めましたが、柔道は高校までで大学ではアメリカンフットボール始める予定だった。
しかし日本大学の柔道部から熱烈な誘いを受け柔道をルづけることになったとのことです。

しかしながら、インターハイ上位入賞の実績がありながらアメフトに挑戦するとは流石だと思います、おそらくアメフトでも 成功をおさめていたのではないでしょうか。

大学時代

日本大学に入学後は
1年生時には全日本ジュニアで優勝、2年の時に全日本ジュニアで優勝し2連覇。
4年の時には4月の体重別大会で見事に今大会初優勝を飾った。この大会後には「ベイカーさんにスタイルでは勝っていると思う。最終的な目標は東京五輪で優勝すること」とコメントし東京五輪を目指すと明確に発言しています。

柔道部出入り禁止及び退寮

向選手は、大学時代以前から度々の遅刻が多く注意を受けていました、ユニバーシアード大会後も日大柔道部の集合日に遅刻したことがきっかけとなり、柔道部の出入り禁止になり、退寮の処分が下されました。

練習場を失った向井選手はその後、警視庁や国士舘大学へ出稽古に赴く日々が続クことになりました。

そんななか、行われた11月の講道館杯では準決勝まで全て一本勝ちし、決勝では技ありで勝利し優勝を飾ります、大会後、柔道部監督に自らの非を認めしっかりと謝罪してことから再び柔道部に復帰することなる。

東京オリンピック代表へ

ベイカー茉秋(ましゅう)の壁

大学を卒業した2018年は、体重別選手権でリオオリンピック金メダリストのベイカー茉秋選手に技ありで
敗れ3位、リオオリンピック金メダリストの実力をまざまざと感じることになった。
世界選手権の出場はならなかったが、その後もめきめきと実力をつけてグランドスラム大阪大会では優勝することになった。

2019年世界選手権東京

4月の体重別選手権で優勝をするとそのまま東京で行われた世界選手権の代表になる、その世界選手権では、決勝まで全て一本勝ちで勝ち上がることになるが、惜しくも準優勝で終えることになる。
この際の向井選手は「まだまだ我慢が足りない。自分にムカつく。2位は1回戦負けと同じだし、これだけ悔しいのは初めて」と号泣した。

その後代表へ

その後はグランドスラム大会で3位が続いたが、強化委員会にて東京五輪代表に決まりました。


代表内定となった向は、「90キロ級(の代表争い)は横一線だと思っていたが、 五輪で結果を残すには自分ぐらいのメンタルじゃないと駄目だと思っていた。優勝して恩返しする。」と金メダルへの決意を語った。

まとめ

外国人選手の勢力が強い中、前回のリオ五輪では見事に金メダルを獲得した日本、母国で行われる今回のオリンピックでは、この向翔一郎選手が日本にメダルをもたらしてくれることでしょう。

さまざまな発言、特に自分自身を鼓舞する発言で見ているこちらを盛り上げてくれることは間違いありません、

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