今回は、高校生のスポーツの全国大会のインターハイになぜ高校野球は無いのかを考えてみたいと思います。
結論から言いますと、高校の部活の野球にはインターハイがありません、夏に行われる甲子園こと夏の甲子園が高校野球では、インターハイのことだと思っていましたが違うようです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
追記
残念ながら、インターハイの中止が決まってしまいました
インターハイとは
まずは、インターハイについてですが、毎年夏8月頃に行われます高校生の大規模な全国大会のことになります。
高校の部活動の全国を目指すのこのインターハイになり、一部のクラブを残して3年生は引退をします。
このインターハイは毎年日本全国の都道府県を周り、県や地域単位で大会を行います。2019年は南九州、2020年は北関東(東京オリンピックの影響で広域にて開催)、2021年は北信越5県で開催になります。
インターハイの主催は
このインターハイは全国高等学校体育連盟の主催で行われます。
全国高等学校体育連盟がよく聞くところの「高体連」になります。
高体連は、高校の部活動やスポーツ活動などの競技についてのことをまとめたり、大会を主催しているようです。
この高体連に野球は属していないことから、野球にインターハイがないのです。
高校野球とは
高校野球とは、みなさんもご存じだと思いますが、あの高校野球です。
高校野球の全国大会で一番有名なのが春と夏に行われる甲子園大会になります。
勝手ながら、時期が同じ時期なので夏の甲子園がインターハイだと思っていました。
高校野球(甲子園大会)の主催は
甲子園大会の主催は日本高等学校野球連盟となり、これを略して「高野連」となります。
高野連は良くニュースで聞きますよね。高野連から処分が発表されたとか、高野連が高校野球のルールを改正しただとか・・・
甲子園だけでなく高校の野球部の大会は高野連が主となり行っています。
また、高野連が高校野球を統括していることから、全国47都道府県の各高校野球連盟は高野連に所属しています。
高体連と高野連
高体連と高野連ですが、良くにた名前ですが、高野連は高体連に属していません。
言い方を変えると高校の野球部は高体連に属していないのです。
なので、高体連が主催するインターハイには野球が競技として存在しないのです。
もともと、野球は日本としても伝統のある競技であることから、高野連は高体連より先に発足しています(2年先)
なんども、高体連に高野連が所属するようにとの話が有ったようですが、高野連は単独の団体として活動をしているのです。
インターハイと甲子園
インターハイと甲子園で、一番の違いはといいますと、注目度の高さで、甲子園はNHKが全試合放送し、TV各局もスポーツニュースや特番などが放送されますし、朝日新聞、毎日新聞が高野連と同じ主催となっております。
かたや、インターハイの注目は全く無いに等しいです。
自分の関係者や進路先の実業団などからは注目はされますが、全国的や一般的には全く注目されません。
単純に部活不動は教育の一環であることから、注目度は必要ありませんが、甲子園があの注目のされる中で行われることを考えると「なぜ野球だけ・・・」との声もわからないではないですね。
なぜ高校野球は注目されるのか
伝統があり、最も古い
まず一つ目に高校野球が最も古くから行われていて、他の競技に比べて伝統という歴史があることが入えるでしょう。
主催が高野連と新聞社
先ほども書きましたが、主催が高野連と新聞社が行っていることで、高校の全国大会ですが、ビジネス的な面のおおいに大きなウエートとなっているでしょう。
マスコミのちから
これが一番ではないでしょうか。
主催者が新聞社であること=マスコミですし、あれだけ取り上げることにより、各方面でいろんな収入に絡んでくることでしょう。
プロ野球のの存在
日本では、今やいろんなスポーツの人気が高まってきています、サッカーであったり、卓球、ゴルフ、最近ではラクビーなど人気が出てきているスポーツも多くありますが、やっぱり日本は野球なんです。
プロ野球の世界で今後活躍するスター選手を排出するのがこの高校野球で甲子園の舞台になるのです。
昨年も多くの高校生が甲子園で活躍しました、そのほんの一部ですが、プロ野球に世界に入りことができ、そこから先の成長をファンは応援し続けることができるのです。
どうしても注目してしましますよね。
高体連に所属していない野球以外の団体は
ほとんどの競技が高体連に所属していますが、
野球以外にもいくつかの団体は高体連に所属していません。
ゴルフ、アメリカンフットボール、ボーリング、トライアスロン、カーリング、なわとび、チアリーディングなどの競技団体が高体連に所属していません。
野球と違いどちらかといえばマイナー競技になってしましますね。
他の競技でもインターハイよりも注目される大会はある!
ほかの競技でも高校野球ほどではありませんが、インターハイより注目度の高い大会があります。
全国高等学校サッカー選手権大会
国立を目指す冬のサッカー全国大会。
この大会は、高体連のほかに、日本サッカー協会や民放各社の主催になります。
ネットで全試合放送してします。
クラブチーム以外の高校サッカーの日本一を決める大会になります。
春高バレー
春の高校バレーです。
この大会も高体連のほかに、日本バレーボール協会やテレビ局の主催になります。
バレーボールの最高峰の大会になります。
ウインターカップ
こちらはバスケットの日本一を掛けた全国大会です。
先ほどの大会と同じく日本バスケット協会と高体連、マスコミ各社主催する大会です。
どれも、インターハイより注目度があることは間違いありませんし、マスコミの注目度も高い傾向にあります。
他の競技もこのような大会が行われています。
まとめ
高校野球に甲子園はインターハイでないのかといいますと、インターハイではありません、インターハイに高校野球は存在し無いことがわかりました。
高校野球の甲子園は、高野連という団体が行っている大会です。
インターハイは高体連が行っている大会です。
高野連は高体連に所属していませんので高体連が行う大会には参加しません。
歴史や収益なども絡んできているのでしょうね。
今回は最後までお読みくださりありがとうございます。
今後も有益な記事を投稿していきますので、何卒宜しくお願いします。
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