『大野将平』東京オリンピック柔道73kg級代表 金メダルで2連覇へ

柔道
スポンサーリンク

東京オリンピックまであと半年、コロナウィルスの影響でどうなるかわからない状況でもありますが、続々と代表が決まってきています。

メダルラッシュが期待できる日本男子柔道陣ですが、特に金メダルをいくつ獲得できるかと話題は持ちきれませんが。リオ五輪で金メダルを獲得したことで日本柔道界を実質的に救ったことになった大野将平。

今回は2連覇を目指す男子柔道73kg級代表の大野将平選手をピックアップしていきます。

スポンサーリンク

大野将平(おおの しょうへい)

東京五輪日本代表

柔道男子73kg級

生年月日:1992年2月3日 

出身:山口県山口市出身

階級:73kg級

身長170cm 血液型はO型

段位:五段

弦巻中学校-世田谷学園高校-天理大学

得意技:大外刈と内股

大野将平とリオオリンピックと金メダリスト

金メダル「ゼロ」


2012年のロンドンオリンピックでは、日本男子柔道界初の金メダル「ゼロ」と言う惨敗を記しました。

何としてもリオオリンピックでは金メダルをと、ロンドン五輪での課題を解決し、金メダルが獲得できるか注目された中、危なげなく決勝まで勝ち上がり決勝ではオルジョフとの対戦、内股で技ありを取った後に小内巻込で一本勝ちを収め日本男子柔道に2大会ぶりに金メダルをもたらしました。

試合後に大野選手は「うれしいです。内容的に満足できるものではなかったですけど、柔道の素晴らしさ、強さ、美しさを見ている人に伝えられたと思います。(必ず金メダルをと)周りの声が聞こえていたので、当たり前のことを当たり前にやる難しさを味わいました。五輪は独特な雰囲気はありますけど、ふつうの国際大会ですし、気持ちの持ちようだと思います」

礼に始まって礼で終わる

決勝戦で勝利した直後に、勝った後なのに畳の上ではガッツポーズもせず、笑顔になることもなかった、その喜びを表さなかったことについては、「相手がいましたし、礼に始まって礼で終わると考えました」とコメントしている。

そのことと、畳の上でのたたずまいから「サムライ」と称されております。

大野将平 小学校~中学校~高校~大学

小学~中学校

柔道との出会いは7歳の時に松美柔道スポーツ少年団にて。

小学校卒業後、2歳上の兄であるを追う形で上京し、講道学舎の所属となった。

講道学舎とは

これまで古賀稔彦(バルセロナ)、吉田秀彦(バルセロナ)、瀧本誠(シドニー)、大野将平(リオ)と4名のオリンピック金メダリストを輩出している柔道の私塾。

講道学舎は大野が天理大に入学して以降、活動の幅を狭め、その後2015年には閉塾に。リオ五輪で金メダルに輝いた大野は最後の講道学舎出身の柔道家である。

講道学舎で指導にあたった持田治也氏曰く、大野将平は「最高傑作」となった。

高校~大学 暴行事件

高校では関東、大学は関西の天理大学へ進みました。

関東でも経験を関西でより大きなものにできるようにと、今まで中々例のない事の様です。

大学1年生から国内外の大会に出場を重ね、数々の優勝を飾ってきました、しかし4年生の時に天理大学柔道部の暴行事件発覚で、停学、活動停止、主将解任の処分となった。柔道部主将の大野も暴行現場に居合わせたものの、直接暴力は振るっていないが、主将として暴力を止めれなかった話しております。このことにより、大野は全柔連の強化指定選手を外されることになった。

2014年1月5日には処分が解け強化指定選手に、その後全日本の強化合宿に参加することができるようになる。記者会見では、「人間としてどうあるべきか、改めて考えさせられる3か月でした」、「ご迷惑をかけ、本当に申し訳ないと思っています」と謝罪し、そして今後の目標としては「最強かつ最高の選手になれるように努力したい」と決意を新たにしました。

東京オリンピック代表へ

2019年2月のグランドスラム・デュッセルドルフでは決勝で日本の海老沼選手を技ありで破り優勝を収め、3月に天理大学大学院を修了した直後の4月の全日本体重別選手権で優勝し2019年の世界選手権代表の座を獲得します。その世界選手権では8月に東京で開催され、圧倒的な強さの6試合オール一本勝ち、3度目となる世界選手権優勝をはたし東京五輪代表へと大きく前進した。

優勝すれば東京オリンピック代表内定の可能性があった11月のグランドスラム・大阪では、左第2指挫傷のケガのため出場できず、ここでの東京五輪内定は先送りになった。

ただ、その強さは誰もが認めるところで2020年2月のグランドスラム・デュッセルドルフでは全て一本勝ちして勝ち進むと、決勝戦では韓国の安昌林選手を技ありで破って3連覇を果たした。

その後、東京オリンピック代表が内定しました。

大野将平東京オリンピック代表決定後のコメント

内定後のコメントでは、「自分、そして周りが思ってる以上に2連覇は難しいこと。ですが自国開催で2連覇を目指せるということはこれ以上ないモチベーション。覚悟を持って準備するだけ。やるべきことは今までと変わらない」

他の階級の日本代表は↓

まとめ

間近に迫った東京オリンピックでの2連覇を誰しも期待します。

そのサムライのようなたたずまいと畳の上だけではない礼儀正しさなどが、日本人として誇りを思い出させてくれる大野選手、しかし今回2連覇を達成した時は、最高の笑顔を見せ日本中と歓喜にわかせてくれるでしょう。

そして、ナンバーワンでもあり、オンリーワンでもある柔道家を目指して貰いたいですね。

頑張ってください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

また別の記事もお楽しみください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました