プロ野球界ではトレードはつきもので、各球団がウィークポイントを埋めるために他球団で出場機会を求めているような選手をリストアップし両球団の思惑が一致した時に行われます。
環境が変わることにより、トレード先で大活躍をする選手も多く、選手個人には大きなチャンスになります。
今回は、オリックスバファローズから阪神タイガースへトレードにて移籍となった小林慶祐投手についてチェックしていきます。
小林慶祐投手(阪神)のプロフィール
まだまだ全国的に有名ではない小林投手のプロフィールから見ていきましょう。
小林 慶祐(コバヤシ ケイスケ)
生年月日:1992年11月2日(27歳)
身長:187cm
体重:86kg
出身地:千葉県佐倉市
2016年ドラフト5位 右投げ右打ち
八千代松陰高等学校→東京情報大学→日本生命→オリックスバファローズ→阪神タイガース
背番号:39(オリックス)→56(阪神)
小林慶祐投手(阪神)の特徴やプレースタイル
身長187cmからオーバスローで投げこむ直球が武器の本格派右腕の投手です。
球速は最速で151キロを記録しています。
入団後からは全て中継ぎとしての登板になり先発での起用はありません。
球種
ストレートに加え、フォークボール、スライダー、カーブが持ち球になります。
急速のあるストレートとフォークボールの組み合わせで多くの三振を奪うピッチングスタイルが小林投手の持ち味になるでしょう。
奪三振
プロ4年目の小林投手ですが、これまでの3年間で登板回数が67.0回で72奪三振を奪っています。
単純計算ではありますが、登板したら必ず三振でアウトを取っていることになります。
小林慶祐投手(阪神)のプロ入り後の経歴
日本生命からドラフト5位で入団後、即戦力投手として期待されルーキーイヤーの5月に1軍の公式戦デビューを果たしました。
ルーキーイヤーは35試合に登板し、防御率3.98を記録、9月末のソフトバンクホークス戦にてピッチャーライナーが顔面に直撃、そのまま救急車で搬送される大怪我をおいました。
脳や骨に異常はなかったものの、8針を縫うケガになりました。
プロ2年目は先発への転向を視野に調整を行い、開幕一軍入りを果たしますが、先発として登板の無いまま故障により離脱することになり、2年目としては7試合の登板のみにとどまることになりました。
プロ3年目の20試合の登板に留まり、無勝利、なかなかチームの勝利に貢献する働きは出来ずにいましたが、スピードのある直球と切れ味鋭いフォークボールには高い評価がされていました。
そしてプロ4年目のシーズン途中で阪神タイガースへのトレードとなりました。
小林慶祐投手(阪神)のプロ入り前の経歴
小林投手は、父親の仕事の関係でベルギーのブリュッセルで産まれたそうです。
日本に帰国後は千葉県で軟式野球を始め、高校は八千代松陰高校野球部に所属。
高校では控え投手、公式戦には3年生の夏に救援投手として1回だけの登板しかありませんでした。
大学へ進むと、めきめきと実力を上げ3年生の春にはエースとしてリーグ戦で5勝を上げる活躍でチームを千葉県大学リーグで優勝へ導きました。
大学卒業後は、社会人野球の名門である日本生命に入社、日本選手権では優勝したチームに貢献するピッチングで優秀選手賞を受賞、一躍ドラフト候補として名前が挙がるようになりました。
小林慶祐投手(阪神)甲子園出場は
大学、社会人時代との好成績が認められプロ入りした小林投手ですが、甲子園の出場はありませんでした。
先ほども書きましたが、高校時代は公式戦の登板は1試合のみにとどまり、チームとしても個人としても全くの無名の選手でした。
そんな小林投手がプロ入りするとは、当時の野球部の部員も監督も思っていなかったことでしょうね。
小林慶祐投手(阪神)の阪神での期待は
オリックスから阪神へトレードで移籍することになった小林投手、阪神でも中継ぎ投手としての活躍に期待が掛けられています。
阪神の中継ぎ投手陣は、2020年シーズンは不安定な所がありますので、この小林投手の加入で中継ぎ投手陣の層が厚くなることを期待されていることは間違いないでしょう。
まとめ
今回は、阪神タイガースへトレードにて移籍する小林投手についてチェックしてきました。
小林投手の加入で阪神の中継ぎ投手陣の層が厚くなることに期待してみていきましょう。
小林選手の阪神での活躍を期待し応援していきましょう。
他にもシーズンにトレード移籍した選手の記事もあります、合わせてチェックしてみてください。
今回は最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も有益な記事を投稿できるように努力いたしますので、何卒宜しくお願いします。
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