プロ野球界ではトレードはつきもので、各球団がウィークポイントを埋めるために他球団で出場機会を求めているような選手をリストアップし両球団の思惑が一致した時に行われます。
環境が変わることにより、トレード先で大活躍をする選手も多く、選手個人には大きなチャンスになります。
今回は、阪神タイガースからオリックスバファローズへトレードにて移籍となった飯田優也投手についてチェックしていきます。
飯田優也投手(オリックス)のプロフィール
飯田 優也(イイダ ユウヤ)
生年月日:1990年11月27日(29歳)
身長:186cm
体重:85kg
出身地:兵庫県神戸市
2012年育成ドラフト3位 左投げ左打ち
神戸弘陵学園高等学校→東京農業大学北海道オホーツク硬式野球部→ソフトバンクホークス→阪神タイガース→オリックスバファローズ
背番号:131(育成)→42(ソフトバンク)→56(阪神)→39(オリックス)
飯田優也投手(オリックス)の特徴やプレースタイル
豪快なオーバースローから最速146キロのストレートを軸にスライダー、チェンジアップ、カーブやフォークを投げ分ける投手です。
投げっぷりが良い投手とのイメージが強く、コントロールに少し安定にかけるところがあります。
チェンジアップ、は、プロ入り後に取得したボールですが、決め球として使うことが多く、三振の多くをチェンジアップで取ることも多くなっています。
飯田優也投手(オリックス)のプロでの経歴
育成契約で入団後、支配下登録を獲得して2回のトレード、トレードされるということは他のチームから必要とされていることはは間違いありません。
そんな飯田投手のプロ入団についてですが
ソフトバンク育成時代
入団一年目は育成契約のままシーズンを過ごしました。
育成選手ですので一軍で投げることはできません、二軍で20試合に登板し54回1/3を投げ、防御率2.32、三軍戦でも17試合19試合に登板しました。
シーズンオフにはウィンターリーグ(プエルトリコ)にも参加し先発をして経験を積むことになります。
入団2年目は二軍で先発ローテーションとして投げ、防御率は1点台で安定した投球を見せ、5月11日に支配下登録を勝ち取ることができました。
ソフトバンク時代
2014年シーズン途中に支配下登録を勝ち取った飯田投手、プロ初登板は交流戦の中日との対戦に救援として登板しました。
その後の2014年シーズンは、全て先発として登板することになり11試合先発として投げました、成績は2勝5敗、防御率3.24でした。
翌2015年からリリーフ投手へ配置され35試合に登板、2016年は30試合に登板します、安定感を欠くピッチングもあり、常に一軍に帯同していたわけではなく、二軍で調整の期間もありました。
制球が良い時と悪い時の差がありましたが、貴重な左腕としてチームに貢献していました。
そして、2018年の7月に当時阪神の松田投手とのトレードで阪神タイガースへ移籍することになりました。
阪神時代
先発も中継ぎもできる左腕として期待されましたが、移籍初年度は1試合に先発したのみ、移籍2年目は、中継ぎとして開幕一軍入りを果たしますが、3試合のみの登板に留まりました。
なかなか阪神で活躍することができないままでいました飯田投手ですが、かつてのパリーグでの活躍を知っているオリックスからの打診もあり今回はオリックスの小林投手とのトレードで移籍をすることになります。
飯田優也投手(オリックス)のプロ入り前の経歴
東京農業大学北海道オホーツク硬式野球部からプロ入りすることになった飯田投手ですが、大学時代は北海道のリーグ戦で優勝し大学選手権にも出場した経験があり神宮のマウンドに立っています。
高校時代は、控え投手でありましたが兵庫県大会の決勝まで勝ち進みましたが、惜しくも決勝で敗退し甲子園の土を踏むことは叶いませんでした。
飯田投手がソフトバンクに2012年育成ドラフト3位で指名されたときに、兄である飯田一弥選手もソフトバンクの育成選手として所属していました。
残念ながら兄である飯田一弥選手は支配下選手に登録されることがないまま退団することになりました。
飯田優也投手(オリックス)のオリックスで期待されるのは
オリックリは左腕の中継投手としての飯田投手を期待しています。
入団会見時に飯田投手はこうコメントしています。
「自分の持ち味は真っすぐでどんどん押していって、攻めていく投球だと思っている。それを前面に出して向かっていきたい。せっかく呼んでもらったチャンスを生かしたい。一生懸命、死ぬ気で投げて活躍できるように頑張ります」
日刊スポーツより
チームの補強ポイントとして一致している左腕の飯田投手は、移籍後すぐに一軍に登録されました、ソフトバンクでの実績と、飯田投手の馬力のある投球に戦力として大きな期待が掛かったいることは間違いありません。
先日、監督代行として指揮をすることになった中嶋監督代行もチーム浮上の為に必要な戦力と期待しているコメントをしています。
「先発という気はしない。1イニング、2イニングをしっかり投げてくれる投手だと思う。中継ぎしか見ていない。ボールが強い。いい投手です。新しい戦力で楽しみです」
日刊スポーツ
まとめ
今回は、2回目のトレードでオリックスへ移籍することになった飯田投手、中継投手として大きな期待が掛かってます。
環境が変わることで活躍する選手も多くいますので、飯田投手のオリックスでの活躍に期待し応援していきましょう。
飯田投手とのトレードで阪神に移籍した小林投手についての記事はこちらでチェックできます→小林慶祐(阪神)どんな選手?プレースタイルやプロでの経歴や甲子園出場は
今回は最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も有益な記事を投稿できるように努力いたしますので、何卒宜しくお願いします。
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