東京オリンピックの延期が決まりました、各競技ですでに決まっていた代表の選手は今後どうなるのか?コロナウィルスの影響で今後どうなるかは不透明な状況ですが、このまま柔道の東京オリンピック代表を紹介いています。
今回は男子100kg級代表のウルフアロン選手についてチェックしていきたいと思います
ウルフ・アロン選手のプロフィール
生年月日:1996年2月25日(24歳)
出身:東京都葛飾区
階級:男子100kg級
身長:181cm
段位:四段
得意技:大内刈
ウルフ・アロン選手はハーフ
ウルフアロン選手の父親はアメリカ人、母親は日本人のハーフ選手です。
その父親譲りで日本人選手にはない「パワー」と日本人の母親譲りの「繊細さ」がウルフアロン選手の
特徴でしょう。
私が勝手に思いうところですが、ハーフの選手で母親が日本人の場合の方がその息子が日本国内ではうまく生活できると考えています。今では父親の育児も当然によるものになってきていますが、やはり母親の存在が大きく、ましては父親が外国人の場合で日本で生活するには母親が日本人の方がいろんな面でメリットがあると思います。
柔道を始めてから
小学生~高校生
小学生の時におじいさんの勧めで柔道をはじまることになったようです。もともと体格が良くほかの選手に比べると身体が大きかったので、団体戦では大将を任されたりしました。
実はウルフアロン選手はその頃は柔道があまり好きではなかったと語っているようです。一時期は勉強の方に力を入れていたようで、高校になったらアメリカンフットボールをやるつもりでしたが、中学の時に後輩に何度も投げられ負けが続いてしまうことから、柔道に力を入れるようになったとのことです。
高校では一学年上にベイカー茉秋選手らと共に団体戦で優勝して高校3冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)を達成することになりました。
大学時代
3年生4年生時と4月の全日本体重別選手権で優勝し連覇を達成すると、世界選手権の代表に選出されました。世界選手権ではリオオリンピックの銀メダリストや世界ランキング1位の選手を破り決勝まで勝ち上がると決勝は90kgのリオオリンピック銀メダリストに勝利し優勝を飾りました。
その後のコメントで「しぶとさで負ける気はなかった。終盤になれば絶対に自分のペースになる」、「このまま突っ走って、東京五輪も必ず優勝する」と語っています。
ウルフ・アロン選手の強さ
スタミナ
ウルフアロン選手のスタミナは、国内外でもトップクラスと言われています。
100kgの重量級でありながら底知れぬスタミナ。ゴールデンスコア(延長戦)に入ると圧倒的な強さをみせることから『ウルフタイム』と言われるほどのスタミナのようです。
パワーと繊細さ
アメリカ人の父親から受け継いだパワーもある。日本離れしたパワーでベンチブレスで140~150キロを持ち上げるようです。
そのパワーに加えて、引く、突く、ずらす、いなすなどの身体から想像もつかない繊細な駆け引きを得意としています。
ウルフアロン選手は、自分の柔道スタイルについては、「研究3割、対応力7割」が理想としている柔道だと話しています。
東京オリンピック代表まで
2018年1月には左膝半月板を損傷して大怪我をし3ケ月安静状況になり、2月に出場予定だったグランドスラム・パリをの出場を辞退、4月の全日本体重別には出場しませんでしたが、その年の世界選手権の代表に選ばれました。
怪我の影響が心配されたが、世界王者であり、国内外大会の結果を踏まえての代表とのことになったようです。
その世界選手権では、連覇を狙いましたが5位に沈み、大会後には「申し訳ない」とコメントした。
2019年の12月に右膝にけがを負い2020年2月にはグランドスラム・デュッセルドルフに出場予定だったが、
右膝半月板損傷により辞退。
しかし、それまでの大会や国際大会の実績により強化委員全員の満場一致により東京オリンピック代表に決まりました。
90kg東京オリンピック代表の向選手の情報はこちら↓
まとめ
ウルフアロン選手はアメリカ人の父親と日本人の母親の両親をもつハーフの選手です。
日本人離れしたパワーとスタミナ、そして繊細さを兼ね備えた柔道選手です。
怪我の状況もありましたが、東京オリンピック代表に選ばれました、しかしコロナウィルスの拡大により、東京オリンピックが延期、このとことにより、怪我を直して万全な状態で東京オリンピックに臨む形になりそうです。
協会は、延期による柔道代表についてはまだ結論を出していませんが、東京オリンピックには、100kg級の活躍を期待して応援しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今後ともできる限り努力して記事を作成していきます、今後とも何十宜しくお願いします。
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