こんにちわ、今回は、柔道女子70kg級で見事に東京オリンピック代表の座を獲得した新井千鶴選手をピックアップしていきたいと思います。
代表になれなったリオデジャネイロオリンピック、オリンピックに出れなかった悔しさを持ってこの4年間の戦い続けた新井千鶴選手、そして見事に東京オリンピックの代表の座を獲得し、金メダルを目指していた時のコロナウィルスの影響で東京オリンピックが延期。
代表再選考が行われるのかわからない状況ではありますが、1年後に延期された東京オリンピックを目指して
頑張ってもらいたいんものです。
新井千鶴選手のプロフィール
新井 千鶴(あらい ちずる)
生年月日:1994年4月7日
出身:埼玉県大里群
階級:女子70kg級
身長:172cm
段位:四段得意技:内股、出足払い
東京オリンピック代表
2017年.2018年と世界選手権を連覇すると、その後も世界の主要な大会で優勝を重ね、2020年2月のグランドスラムでも優勝し、その後行われた強化委員会で満場一致での代表決定になりました。
リオ五輪を逃してから「その時の悔しさがあるから現役を続けている。2度と同じ思いをしたくない」と話し、
東京オリンピックを目指してきた新井選手、しっかりと結果を残しての代表入りとなりました。
上げていった階級
両親が身体が大きく、お兄さんも柔道100kg級の選手だったことから、将来身体が大きくなると見込まれたことから、階級はどんどん上がり、高校1年生で57kg級、2年生の時には63kg級、3年生におなると70kg級まで階級を上げていった。
中学1入学時には44kg級だったことから、この6年間で5階級も階級が上がったことになります。
新井選手は階級が上がるごとに強さを増していったとのことです。
日本の柔道は早熟の選手が多いようですが、新井選手のようにどんどん階級が上がり、社会人になってからの伸びが凄いものがあったようです。
世界選手権
最終的に70kg級の落ち着いた新井選手ですが、この70kg級は日本人選手がなかなか世界で結果を出せていない階級でしす。特に世界選手権では勝てていません。
2017年
4月の行われた国内の体重別選手権で初優勝し世界選手権代表に選ばれると、ハンガリーで行われた2017年の
世界選手権では、準決勝ではリオ五輪銀メダリストを破り、勢いそのままに決勝戦でも勝利し、見事優勝し
世界チャンピオンに輝きました。
この70kg級では、2003年以来優勝から遠ざかっていた為、日本女子70kg級では久しぶりの世界チャンピオンの誕生になりました。
試合後のインタビューでは、「世界チャンピオンは夢だった。優勝できて良かった」と語った。
2018年
この年の大樹別選手権では決勝戦で敗退するも、アゼルバイジャンで行われる世界選手権の代表には選ばれることになり、 世界選手権では、順調に勝ち上がり、準決勝ではコンタクトレンズが外れながらも大内刈で勝利をおさめた。
決勝戦は先取されるも、合技(内股と横四方固)で逆転し優勝を果すことができました。
昨年に続いての優勝で見事に世界選手権の連覇を達成することになりました。
長年の間、日本人選手が勝つことができなかった階級での連覇という素晴らしことを成し遂げました。
試合後には、「一番欲しいものを手に入れるまで頑張り続けたい」と話し世界ランクの昨年に続き1位となりました。
2019年
3連覇をかけて臨んだ東京での世界選手権、この時世界ランク1位、また世界チャンピオンとして追われる立場での 東京世界選手権。
2020年の東京オリンピック代表の争いをリードするには、当然この世界選手権の結果が大事になることは 間違えありません、しかしながら、3回戦でポルトガル選手に敗戦。
「たった2試合しか闘っていない。自分の甘さが出た。やってきたことを出せなかった。何をやっているんだろう」と 新井選手は涙を流してコメントした。
東京オリンピック代表に選出された後の記者会見では
まとめ
世界選手権での活躍と敗戦の大きな経験を得ることにより
新井千鶴選手がリオオリンピック落選後の悔しさを持ち続け、2020年の東京オリンピック代表の座を獲得することが できました。
金メダル最有力候補です、延期になった東京オリンピックですが、期待して待ちたいと思います。
応援しましょう。
今回は最後までお読みくださりありがとうございます。
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