『柔道東京五輪代表』は誰に 阿部一二三と丸山城志郎の激しい代表争い!

柔道
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東京オリンピックをまじかに控え各競技の代表選手もぞくぞくと決まってきております。

日本のお家芸の柔道1階級を除いて全ての階級で代表選手が出そろっていますが、ただひとつ男子66kg級の代表が唯一決まっていません。

その66kg級の代表争いが凄いことになってきてます。

その代表の座を争うのは、阿部一二三 vs 丸山城志郎

4月4,5日に行われる全日本体重別選手権(福岡国際センター)で東京オリンピック代表の座を掛け激突すると思われます。

そんな大一番を控えて両者のついて紹介して行きます。

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代表争いのこれまでの経緯

この阿部一二三と丸山城志郎は共に世界王者です。

阿部はここ2,3年、エースとして日本の柔道会を引っ張ってきました。

東京オリンピックを翌年に控えた世界選手権、三連覇を目指した阿部が、丸山に敗戦。

また、丸山はこのころから21連勝を積み上げ東京オリンピック代表へ阿部を一歩リードする形になりました。

丸山が勝てば東京オリンピックの代表に内定する2019年11月のグランドスラムでは、延長戦にもつれ込む大熱戦で阿部が丸山に勝利、丸山は、この大会での東京オリンピック代表の座内定を逃しました。

また、丸山に勝利した阿部は土壇場で東京オリンピック代表への望みをつなげました。

66kg代表争いは2020年2月の東京五輪代表選考会のドイツ・デュッセルドルフ大会で丸山が優勝すればオリンピック代表に決まる可能性が高いとされておりましたが、この大会を丸山がケガ(左膝内側側副靭帯損傷)の為に欠場、阿部はこの大会に出場し見事に優勝し、代表の座は4月に行われる全日本体重別選手権にもちこされましま。

阿部一二三とは

66kg級

阿部一二三  

兵庫県兵庫市出身 

身長167cm  1997年8月9日(22歳)

得意技は背負い投げ

阿部は常に前進し一本を取りに行く攻撃的スタイルの柔道。

得意技は背負い投げ

6歳のときに柔道を初め、数々の大会で優勝し2018年の世界選手権では、妹の阿部詩と共に史上初の兄弟で優勝しチャンピオンになりました。東京オリンピック代表の最有力候補として注目を集めています。ここ数年は日本柔道界の顔として注目し続けてきた選手です。

丸山城志郎とは

丸山城志郎

宮崎県宮崎市出身

身長167cm 1993年8月11日(26歳)

得意技は内股と巴投げ売り

丸山は、2018年11月グランドスラム大阪で阿部に勝利、そのご4月の体重別選手権でも阿部に勝利。一気に東京オリンピック代表候補へと登りつめました。

父はバルセロナオリンピック代表選手、兄は2011世界ジュニア王者。リオオリンピック代表選考では海老沼に敗れ、17,18年の世界選手権では阿部が代表となり出場できず。しかし2018後半から全ての大会で優勝、世界ランキングも阿部よりも上の2位(阿部3位)と、阿部で決まりと思われたオリンピック代表選考の最有力になりました。


対戦成績

2019世界選手権での両者の対戦


両者の直接対決は丸山4勝、阿部の3勝と丸山が一歩リードしていますが、ほとんどが延長戦での戦いとなり、実力は均衡しほぼ互角で間違えないでしょう!
決着は1試合以外は優勢勝ちにて勝敗がついています、今回もどうなるかは予想できません。

代表決定決戦へ

優勝したドイツの大会で阿部は左手親指を脱臼した。負傷明けになる阿部も丸山もケガの回復具合が気になるところですが、先日行われた組み合わせ抽選会では、丸山が第1シードなり順調に勝ち進めば決勝で激突することになります。

ただ、日本の柔道のレベル高くこの二人以外にもグランドスラム大阪大会3位の相田や若い力も出てきおり、直接対決がないままの選考になる可能性も考えてられます。

できることなら東京五輪で二人とも出場して金メダルを掛けた戦いをしてもらいたいものですが、自国開催であっても確認しました階級一人しか代表になることができません。

どちらが代表になるか注目の大会が待ちどおしいですね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

代表に決まった65kg級

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