コシが無く、汁が真っ黒なうどんをご存じでしょうか?
今や日本一のパワースポットと言われているお伊勢さんの三重県伊勢市のソウルフードと入れば「伊勢うどん」メディアでもよく取り上げられるようになりSNS時代の現代では有名になりましたが、伊勢うどんとは?もう一度詳しく見ていきたいと思います。
伊勢うどんとは?
三重県伊勢市周辺のうどんで食べられているうどんです。
うどん自体のコシは全くなく、箸で持ち上げると切れてしまうこともあります。
汁は、たまり醤油を使った濃い口の醤油ダレです、それが少しだけ入っています。
普通のうどんのようにうどんが汁に使っているのではなく器の下に少しあるだけです。
うどんを、器に入れてから汁を掛けますが汁が少しの為に、うどんは白い部分が多く、汁がかかった部分だけ黒色汁のあとがついています。食べるときは少しかき混ぜて全体的に汁が付くようにしてから食べます。
味は
濃い醤油ダレですが、少ししか掛けないので辛くはなくて非常にうどんとのバランスが良く美味しいです。
コシが無い
全くコシがありませんので初めて食べるときは驚くでしょう、逆にコシがあったら伊勢うどんではありません。
薬味は
ネギは必須ですね。
家庭やお店で違いはありますが、ネギの他に油揚げを薄く切ったのを入れます。
また、生卵やうずらの卵を上に落として食べると濃い醤油がまろやかになりおいしいです。
一味を振りかけることもありますね。
薬味は、非常にシンプルです。
伊勢うどんの歴史
歴史としましては
江戸時代にお伊勢さんへ参拝にきた人達に、すぐにうどんが出せるようにと常に釜茹でし、柔らかくなったうどんをだしていたことからや、やわらかいので消化が良くお伊勢さんへの長旅の疲れをとるために開発されたうどんのようです。
また、1970年代以降は伊勢うどんのタレが市販されるように伊勢市周辺のスーパーで購入できることになってからは、一般家庭にもひろがりました。私は伊勢の隣の松阪にすんでおりますが、小さい頃はうどんと言ったら伊勢うどんしか知りませんでした。
いまでは、数種類の伊勢うどんをスーパーで見つけます!基本的な味は全ておなじです。
伊勢うどんが食べられるお店
伊勢周辺の個人経営のうどん屋さんならどこでも食べれるとおもいますが(チェーン店にはないです。)、とりわけ有名なお店を紹介します。
ふくすけ
伊勢市宇治中之切町(おかげ横丁内)
伊勢うどん 500円
まめや
伊勢市宮後2丁目19-1
伊勢うどん 510円
大正12年創業の老舗のお店、シンプルなたまり醤油と合わせ醤油のタレが美味しいです。
山口屋
伊勢市宮後一丁目
伊勢うどん 530円
柔らかい太麺にタレがよくからんでいます。
まとめ
伊勢うどんは、タレが濃く、うどんが太くて柔らかい(コシがない)うどんで、伊勢市周辺では、ごく普通に食べられるうでんでありました。
お伊勢さんへの行ったら是非とも伊勢うどんを食べて帰りたいですね。
今回は最後まで読んで頂きありがとうございます。
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