『フウガドールすみだ』とは、チームの誕生やFリーグ参入までをまとめてみました

フットサル
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高校の同級生が集まって作ったチームが日本の頂点に立ち、そしてフットサルのトップリーグまで昇りつめたチームをご存じでしょうか。

今回は、そんな漫画みたいなストーリーを成し遂げた「フガドールすみだ」に注目してみたいと思います。

2020-2021リーグの開幕はコロナウィルスの影響で不透明になり、世界規模のイベントであるフットサルのワールドカップの開催の全くわからない状況になってきました。

しかしながらコロナウィルスが撲滅した後には是非ともフットサルのFリーグも盛り上がっていってもらいたい事から各チームを紹介していきたいと思います。

第3回目は「フウガドールすみだ」をチェックしていきます。

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フウガドールすみだの概要

チーム名  :フウガドールすみだ

ホームタウン:東京都墨田区

設立      :2001年

チームカラー :臙脂

ホームスタジアム:墨田区総合体育館

フウガドールすみだのチーム名の意味

フウガドールすみだ(FUGADOR SUMIDA)の「すみだ」は当然ホームタウンの東京都墨田区ですが、「フガドール」とは一体?。

FUTSAL(フットサル)の「FU」

Grow up(成長する)の「G」

Associate(仲間)の「A]

JUGADOR(スペイン語で選手)の「DOR」

これらを合わせて「FUGADOR=フウガドール」と名付けられました。

フウガドールは造語ですので調節の意味はありません。

また、この「フウガドール」には墨田区生まれの葛飾北斎の「富嶽三十六景(“ふが”くさんじゅうろっけい)」の音も含まれているようです。

なかなか考えられた名前ですね。

フウガドールすみだの成り立ちと戦歴

冒頭にも書きましたが、「フウガドールすみだ」はもともと高校のOB達が立ち上げたチームです。

そのチームが成長するにつれて、強くなり、規模が大きくなり、そして国内TOPのFリーグへ参戦と歩んでことになります。

元々は高校のOBが作った

フウガドールすみだの元々の始まりは、

暁星高校サッカー部を引退したOB達が当時日本で広まりだしていたフットサルチーム「森のくまさん」を作ります、

そして「やるなら上を目指そう」とのことから、と東京都立駒場高等学校サッカー部OBによって結成された「BOTSWANA」と統合し、2002年に東京都オープンリーグに参加しそして優勝。

サクセスストーリーが始まりました。

さらに、翌2003年には、東京2部で優勝、2004年に1部に昇格、1部リーグでも11連勝と勝ちまくり優勝と、あっという間に関東フットサルリーグまで昇り詰めることになります。

当時はフットサルに全国リーグ(現在のFリーグ)に当たるのが無かったために、関東地方のチームの最高峰がこの関東フットサルリーグになりました。

高校サッカー部のOB達が集まって始めたクラブが頂点のリーグまで昇り詰めました。

そして2007年に日本のTOPリーグとなるFリーグが開幕することになります。

このFリーグ参加には参加条件を満たすことや、チーム力の向上の必要になってきますが、選手たちはFリーグ参加へ向けても動き出しました。

第14回全日本フットサル選手権大会で優勝(2008年)

Fリーグ開幕から2年後の2009年には、とんでもないことをやり遂げます、

この年の全日本フットサル選手権で優勝してしまします。

しかも、Fリーグ所属の強豪チームであるバルドラール浦安、デウソン神戸を倒し、最後の決勝ではプロチームでチャンピオンの名古屋オーシャンズを倒すことになります。

これは、サッカーでいうところの天皇杯でJリーグのチームを倒して地域のアマチュアチームが優勝するということになります。

まさに、本当の日本一にまで昇りつめて瞬間でした。

関東1部リーグ

全日本選手権で優勝もあり、関東1部リーグでは、毎年圧倒的な強さを誇り、7年で6回の優勝を果たすことになります。

また、Fリーグへの参入の準備もちゃくちゃくと進めていきます。

Fリーグヘ

全日本選手権優勝や関東1部リーグで圧倒的な強さを誇りましたが、直ぐにFリーグに参入できるとはいきませんでした。

JリーグのようにJ2から上位チームが昇格できるわけではありませんし、Fリーグには、下部のリーグが無く、チーム数を増やすタイミングと合うときに参入できるかどうかのチャンスがあるだけでした。

スタジアムの大きさなどのハード面での条件はクリアできていましたし、全日本選手権でも優勝というインパクトも大きく、あとはFリーグが新規加入クラブを増やす方針を示すだけでした。

それが、相重なって2014年のFリーグが始まって6年目についに日本のTOPリーグに参入することになりました。

こちらは、同じ東京都をホームタウンにしている府中アスレティクスとペスカドーラ町田」記事です、このフウガドールすみだとはまた違い特色のあるチームです。

その後

サッカー部のOBが立ち上げたチームはその時とは想像もできないくらい大きなチームとなりました。

普通であれば立ち上げた当初のチームの雰囲気とは大幅に変わってしまうことが多いにあると思われますが、よく声を出して、みんなで盛り上げて、全員でよく走る。組織が大きくなり選手が入れ替わった今でも、フウガドールすみだは、立上げ当初のチームらしさは、しっかりと継承されています。

フウガドールすみだのチーム名変更歴史

Fリーグ参入時に現在の「フウガドールすみだ」との名称になりましたが、それまでにはいろいろとチーム名の変更が有りました。

「BOTSWANA」と「森のくまさん」が統合し

「BOTSWANA」(2002~2006)

「FUGA MEGURO」(2007~2008)

「FUGA TOKYO」(2009~2011)

「フウガすみだ」(2012~2013)

「フウガドールすみだ」(2014~現在)

チームカラー「臙脂」なんて読むの?

フウガドールすみだを調べていくうちにチームカラーで初めて見る漢字を見つけました

臙脂

なんて読むのかわかりますか?

臙脂=えんじ」と読みます、えんじ色でした。

エンブレム

チームカラーの臙脂色を基調としたエンブレムです。

まとめ

今回はフットサルチーム、フウガドールすみだを調べてみましたが、高校のOBが始めたチームが日本一を獲得し、Fリーグに参入するまでのサクセスストーリーを知ることができました。

フウガドールすみだは、全日本選手権で優勝し、現在はFリーグの人気チームの一つになっていてもなお、チーム結成当初のチームの雰囲気を持ち続けるチームであります。

今回は最後までお読みいただきありがとうございます。

同じく東京にホームタウンを置く立川・府中アスレティクスの記事もありませすので、良かったら参考にしてください。→立川・府中アスレティクスFC

Fリーグについてまとめた記事はこちらから読むことができます。こちら→日本のフットサルリーグのFリーグとは、参加チームは?

今後とも有益な記事を投稿していきますので、何卒宜しくお願いします。

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