安樂智大(楽天)どんな選手?経歴や今年の躍進について調べてみました。

野球
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話題の甲子園から数年が経ちました、プロになり、なかなか名前を聞くことが少なくなりましたが、この2020年は新たなポジションにて活躍の話題が聴こえてきます。

そんな安楽投手は、どんな選手なのか?、今年の躍進について、また、これまでの経歴についてチェックしてみました。

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安樂智大投手(楽天)のプロフィール

安樂 智大 (アンラク トモヒロ)

生年月日:1996年11月4日(23歳)

身長:186cm

体重:87kg

出身地:愛媛県松山市

2014年ドラフト1位

済美高校楽天イーグルス

背番号:20

安樂智大投手(楽天)の経歴(プロ入団前)

2014年のドラフト会議で楽天イーグルスに1位指名されプロに入団します、高校時代の安楽投手は、超有名選手でした。

済美高校で2年生エースとして活躍

2年生エースとして、春の選抜甲子園に出場。2年生の甲子園最速となる152km/hを記録、決勝まで進み全5試合を投げ切りました。

結果は準優勝を果たしました。

その後はAAA世界野球選手権でも活躍をしましたが、疲労やケガにより3年生の時は、ながられないことが多く、最後の夏では愛媛県予選の3回戦で敗退してしましました。

その試合後に安楽投手は、コメントしています。

「あの素晴らしい甲子園という舞台をみんなで経験したかったけれど。みんなと一緒に甲子園に行けなかったのは、自分の力不足。本当に申し訳ないです。自分は済美に来なければ157キロも投げられる投手にはなっていなかった。監督さんと出会い、監督さんが自分の体のことをずっと考えて指導して下さったおかげです」

日刊スポーツより

しかしながら、ケガもありましたが、2年生の時の活躍や潜在能力を高く評価されたまま、ドラフトの注目選手としして注目されました。

772球を投げ切った甲子園

準優勝した春の選抜甲子園で安楽投手は、772球もの球数を投げました。

これは、日本だけではなくアメリカのメディアも巻き込んで「投げすぎ」との論争になりました。

2回戦において、一試合232球の熱投を演じ、決勝まで全5試合に先発し計46回を投げました。

以前から高校球児の「投げすぎ」は問題として取り上げられてきました、しかし高校野球では戦力の問題や、今の自分がどれだけできるのかとの考えもありなかんか改善はされません。

エース一人で投げ切るのが「美学」とも言えることもありますが、負けたら引退での勝利を求めるあまりに「投げすぎ」が起こることは、致し方ない部分もあります。

どちらが良いかはわかりません。

その後の安楽選手は、2ケ月間登板を回避したり、登板過多での疲労があったことは間違えありません。

「投げすぎ」がすべての原因であるわけではありませんが、疲労やケガにつながる理由の一つであることには変わりないでしょう。

安樂智大投手(楽天)の経歴(プロ入団後)

華々しい高校野球での活躍から、ドラフト1位でプロに入団した安楽投手ですが、プロの世界で高校卒業後すぐに活躍する投手はほとんどいません。

2軍で経験を積み、チームの育成プラン通り3,4年後に頭角を現すことが多いでしょう。

安楽選手は、ここまでプロ通算5年で5勝14敗です。

ほとんどが先発投手としての登板ですが、なかなか結果を残せていません。

一番期待が持てたのは、2017年キャンプから好調で、オープン戦でもしっかりと結果を出し、開幕ローテーション入りが確実になっていましたが、開幕直前に大腿二頭筋を負傷し離脱。

ファンは活躍を期待しましたが、この2017年シーズンは1勝に終わりました。

その後もチームの戦力として活躍することができないままの状態が続いています。

安樂智大投手(楽天)の変化

高校時代の安楽投手は、ストレートで押す豪快なイメージのピッチャーでした。

しかし、その後はケガが多く直球のスピードは衰えます。

150Kmのストレートがありましたが、現在ではストレートばかりで押すピッチャーでありません。

プロでは、どれだけ速い球があっても活躍できない投手はたくさんいます、そんな中で2020年、安楽選手は、直球だけではなく、緩急を使いどれだけ打者を抑えられるかとのことで、新たに、カットボールの習得にも挑戦しました。

コーナーを突いた丁寧なピッチングで非常に安定して姿をファンに見せてくれます。

「剛」のイメージの安楽投手から「柔」の安楽投手へとイメージ変化を遂げることになります。

そして2020年は中継投手として開幕一軍を果たしました。

安樂智大投手(楽天)2020年の活躍

そんな、2020年の安楽投手ですが、強力楽天中継ぎ陣の中で、自分のポジションを確立しようとしています。

ストッパーやセットアッパーをする実績はありませんが、先発投手としてやってきていた安楽投手でしたので、ロングリリーフを出来る位置にスタンバイしています。

また、点差が付いた時にも登板、しっかりと試合を引き締める役割や、同点やビハインドでの登板も多く、試合を壊すことなく、逆転を呼び込む安定した中継ぎ投手として活躍をしています。

また、3年ぶりの白星を挙げるなど、安定したピッチングを見せてくれています。

このまま、好投を続けることで信頼を得て、痺れる場面での登板でしっかりと結果を出してくれることをファンは望んでいるのではないでしょうか。

楽天強力な中継ぎ陣の中で、抑えを務める森原投手記事はこちらにあります、合わせてチェックしてください→森原康平(楽天)直球や変化球がすごい、投球スタイルや経歴を紹介

まとめ

今回は、ドラフト1位で入団後、イメージチェンジで新しい姿を見せてくれている安楽投手について調べてきました。

甲子園での熱投は野球ファンには焼き付いていますが、2020年シーズンの安楽投手は、また違った姿で活躍してくれています。

3年ぶりの勝利もあげ、これからも活躍をファンは期待していますので、応援していきましょう。

今回は最後までお読みいただきありがとうございました。

今後も有益な記事を投稿できるように努力いたしますので、何卒宜しくお願いします。

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