2020年3月8日に行われた東京五輪代表を決めるプレーオフに勝利し、土性沙羅がリオ五輪に続いての代表の座を勝ち取りました。
リオ五輪の金メダルリスとが苦しんで勝ち取った東京五輪代表、連覇を期待して応援していきたい土性沙羅選手について書いていきたいと思います。
土性沙羅選手とは
階級は69kg級。
身長159cm
2017年3月至学館大学を卒業、その後東新住建に所属。
出身は三重県松阪市、吉田沙保里の父栄勝さんの一志ジュニア教室にてレスリングを始める。
数々の栄光の成績を残してきました。
そして、リオ五輪では、みなさんもご存じの通りの大活躍で見事に金メダルを獲得してくれました。
阪神タイガースの大ファン
甲子園では始球式を行った。
BUMP OF CHICKENの大ファンだそうです。
地元で行われたトークショーを観に行きましたが、小学生からの質問にも笑いながら対応し非常に良い感じの印象を受けました。
土性沙羅の怪我
左肩の怪我
2018年3月のワールドカップで、リオ五輪前からの左肩脱臼が再発しました。
その後、手術に踏み切った。
半年間のリハビリを行い復帰をはたしたが、レスリングのスタイルはケガの影響を大きく感じさせるものになっていました。
吉田沙保里の父の元でレスリングを初めことから、吉田沙保里と同じく武器はタックル。
土性は重量級でありながら素早いタックルを低い姿勢から繰り出せる武器がありましたが、左肩の影響やケガへの不安で今まで通りのタックルが出せなくなっていたと言われたようです。
左膝の怪我
全日本選手権の1ケ月前に左膝を負傷。
大会には痛み止めを飲んでの強行出場。練習はほとんどできず、大会に望むにあたっては不安だらけだったようです。
ただ、本人からはけがよりもむしろ精神面の弱さを自覚したとのコメントがありました。
代表を決めるプレーオフ
プレーオフの相手、森川選手
全日本選手権で優勝すれば東京五輪代表に決まる土性でしたが、まさかの2-9の完敗。
土性と森川は2019年の全日本選手権までは、土性が全て圧倒していました。
二十歳の森川選手は、素早いタックルで土性からポイントを次々に奪い国内で勝ち続ける土性に黒星を付け、一躍東京五輪代表のプレーオフまで登りつめました。
プレーオフ開催
コロナウィルスの影響で当初予定していた会場ではなく、しかも観客は入れない無観客試合となりました。
会社となりました味の素ナショナルトレーニングセンターでは、規制が厳しく一部のTVや協会の広報のみしか会場に入れないという状況で行われました。
プレーオフでの勝利
プレーオフでは、東京五輪代表でリオ五輪の金メダルリストの川井や残念ながら東京五輪代表は逃しましたがリオ五輪金メダリストの登坂がセコンドを務めました。
特に登坂は自信が東京五輪代表に落選後も土性選手の練習相手として、このプレーオフまでサポートをしてきたようです。
相手の森川選手のセコンドには五輪4連覇の伊調馨が付きました。
栄監督のパワハラ騒ぎがあったからでしょうか、この対戦はレスリング買い内部の代理戦争のように感じたのは私は だけでしょうか?
プレーオフでは最大の武器タックルをほぼ封印し、「プレッシャーをかけてカウンター」を意識したとの通りの戦略で森川選手のバックに回りポイントを取り、そのリードを落ち付いたシアトル運びで守りきり勝利に繋げました。
土性選手は「負けたら終わり。後がなかった」と試合後語り「オリンピックまであと少ししかないが、もっともっと練習してしっかり気持ちを入れて金メダルを取れるよう頑張ります」と話していました。
誰もが「二連覇」を、怪我の不安を克服し東京五輪で最高の笑顔を見せてくれることを期待してしまいます。
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