知りませんでした、日本の柔道でオリンピックでまだ金メダルと獲得できていない階級があるとは。
それは、女子52kg級、4年に1度の大舞台で、これまで金メダルを獲得したことがない階級。 女子52kg級において初めての金メダルを阿部詩が日本にもたらすしてくれるかもしれません。
東京オリンピック女子日本代表のヒロインと言っても良い阿部詩選手、メダル獲得し本当のヒロインとなって日本中を騒がさせてくれることを期待しましょう。
阿部詩とは
生年月日:2000年7月14日 (年齢 19歳)
出身:兵庫県 神戸市
身長:158 cm
階級:女子52㎏級
段位:二段
得意技:内股、袖釣込腰
兄と共に中学や高校へ
兄は日本柔道界のエース阿部一二三です。
今や阿部兄弟と言えば兄弟でメダル獲得の期待が掛かるばかりか、日本の柔道界を引っ張っている存在です。
「詩」という名前に本人は覚えてもらいやすい名前と気に入っているも、ただ、兄の「一二三」の方がインパクトのある名前であることは間違えないですね。
小学校~中学校
5歳の時に兄と同じ道場である「兵庫少年こだま会柔道部」で柔道を始める。
小さいころ、詩は2位や3位が多く、それでも素晴らしい成績ですが優勝が少なく、片や兄の一二三の成績が凄く優勝ばかり、凄い兄と比べられて中々褒めてもらえなったとTVのインタビューで語っています。
小学4年生の頃から指導を受けている松本純一郎監督がいる、夙川学院中学校に進学。全日本ジュニア柔道体重別選手権大会3位、全国中学校柔道大会優勝など中学時代からその才能をいかんなく発揮し、兄以上とも言われていたそうです。
高校時代
中学卒業後は、夙川学院高校に進学。高校1年生で平成28年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)柔道競技大会(以下、インターハイ)にも出場したが1回戦で敗退。
相手の軸足に脚を掛けたとしての反則負けを喫した。この負けが阿部詩にとって初めての一回戦での敗退となりました。この敗戦で泣きじゃくり、非常に大きなショックを受けました。
しかし兄の阿部一二三からの電話での激励で前を向いて進んで行けるようなったようです。
その時の兄の状況は、確実視されていたリオオリンピック代表落選という詩以上ともいえるドン底の状況だったにもかかわらず励ましてくれたことに兄弟や華族の絆を感じられますね、素晴らしい。
その翌年のインターハイでは、
8月のインターハイ個人戦ではオール一本勝ちで優勝、監督からは、「高校生のできる柔道ではない」と称された。
初戦敗退から一年後でのこの成長、一つ負けたことが素晴らしい成長につながったのではないでしょうか。
阿部詩自身のは「東京五輪は絶対に自分が出ると心に決めている。次はシニアで日本一を目指します」とコメントした
東京五輪代表へ
高校3年生の9月の世界選手権では決勝では世界チャンピオンの志々目をGSに入ってから内股で勝利し、優勝までの5試合オール一本勝ちで制した。
また、兄の一二三も優勝し、史上初の兄妹同時優勝を果たした。
大学一年生になり迎えた8月の東京で開催された世界選手権では準決勝でリオオリンピック金メダリストに勝利すると、決勝ではを開始30秒の袖釣込腰で破って大会2連覇を達成した。
対外国選手にめっぽう強くこれで対外国選手に対し45連勝となった。
しかし、11月のグランドスラム・大阪では決勝でブシャールにGSに入ってから肩車の技ありで敗れて号泣した姿忘れられない。
これにより、国際大会デビュー戦以来続いていた対外国選手の連勝記録も48でストップした。
しかし、阿部詩選手は一つの負けでを乗り越え、一回りも二回り大きく成長していく。
2020年2月のグランドスラム・デュッセルドルフでは全て一本勝ちして決勝まで進むと、たブシャールにGSに入ってから反則勝ちを収めて、グランドスラム大阪で敗れた雪辱を果たした。
その後に開かれた強化委員会で、強化委員全員の満場一致により、東京オリンピック代表が内定した。
代表内定となった阿部は、「五輪は人生最大の目標。自分のすべてを東京五輪にかけたい」とコメントした。
阿部詩の柔道スタイル
「一本を取りに行く柔道」
阿部兄弟の代名詞と言っても良いでしょう、一本を取り行く柔道は見ているものをワクワクさせ、一刻も目を離すことができません。
前に前に攻め、袖釣込腰を得意とした豪快な立ち技を繰り出す。本当に見るものを魅了する柔道であることは間違えないです。
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